小松商工会議所(石川県、西正次会頭・丸西組)と小松市、人材サービス大手のリクルートは8月6日、地域定着と雇用促進に関する連携協定を締結した。人口減少や都市部への人口流出を背景に、雇用機会の創出(魅力的な求人情報の発信)、企業の採用業務のデジタル化を促進し、地域活性化を目指すもの。同協定により3者は、①小松市内に所在する企業の採用力強化②所在企業の多様な働き方の推進③移住を伴う産業人材の確保④所在企業への就労者・移住者の定着⑤中小企業などにおけるDXの推進⑥その他、地域活性化に資する取り組み――について連携して取り組む。具体的には、同所や市は採用ノウハウなどに関するセミナーの開催、リクルートは採用管理サービス「Airワーク 採用管理」の提供により事業者の採用業務を支援する。「Airワーク 採用管理」は自社の採用ホームページ作成から求人掲載、応募管理まで無料(基本機能)で行えるサービス。求人検索エンジンIndeedにも自動転載され、多くの求職者に情報を届けられるとして幅広い業種で導入されている。
この日は市役所で協定締結式が開催され、西会頭、宮橋勝栄市長らが協定書に署名。雇用確保へ向けて意気込みを述べた。
記事提供: 日本商工会議所
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