経済産業省は3月10日、「健康経営優良法人2025」の認定法人を発表した。認定を受けたのは大規模法人部門3400法人、中小規模法人部門1万9796法人で、昨年度の認定数(大規模法人部門2988法人、中小規模法人部門1万6733法人)に対し、両部門共に大幅に増加した。
全国の商工会議所からは、中小規模法人部門で371商工会議所、大規模法人部門で5商工会議所(東京、青梅(東京都)、京都、福岡、日本)の計376商工会議所が認定された。中小規模法人部門のうち上位500法人となる「ブライト500」に北見(北海道)、蒲郡(愛知県)、宮崎の3商工会議所、501~1500位法人「ネクストブライト1000」に仙台(宮城県)、横須賀(神奈川県)、和泉(大阪府)、三原(広島県)の4商工会議所が認定された。
「健康経営」とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、健康保持・増進につながる戦略的な取り組みを実践することで、健康経営優良法人制度は、特に優良な健康経営を実践する企業を見える化し、従業員や求職者、関係企業、金融機関などから評価される環境を整備するため16年度に創設。国民の健康寿命延伸と適正な医療について実効的な活動を行うために組織された日本健康会議が評価基準に基づき審査、認定している。
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