私が船井総研を離れて久しいですが、今なお成長し続ける株式会社船井総合研究所という会社の根幹には、いったい何があるのでしょうか。DX支援や物流コンサル、人材紹介など支援領域を広げ、時代に合わせて総合経営支援グループへと業務形態は進化していますが、その基本となる企業風土とは、どんなものでしょう。
私が在籍していた時代、船井総研の社内には創始者・舩井幸雄が説いた「素直・プラス発想・勉強好き」という成功の3条件や「根明」、「長所伸展法」といった原理原則など、通称、船井流と呼ばれる価値観が空気のように充満しており、社員は船井流をシャワーのように全身に浴びていました。
皆さんは船井流のことを企業が業績を上げるための方法論と考えておられると思いますが、実は船井流は成功するための思考習慣のことです。
船井総研に2年以上在籍している社員で、船井流が習慣化しない人はいませんでした。船井流の長所伸展法を例にとると、船井総研のコンサルタントなら、欠点を抱えた企業にそのことばかり指摘しても売り上げは上がらず、一つだけでも長所を見つけ、それを一流レベルにまで伸ばすことで初めて売り上げが上がる、ということを知っていました。
