倉敷、玉島、児島商工会議所(岡山県)は7月29日~8月4日、岡山市内にある岡山高島屋で特産品販売会「くらしき三ツ星フェア」を初めて開催した。同イベントは地域事業者の販路開拓が目的。フェアを単なる販売の場でなく、商品の改善、新規顧客獲得など事業者の成長につながる機会とするため、全国的にも珍しい同一市内の3商工会議所がそれぞれの特色を生かし、連携して実施した。
イベントには33社が170商品を出品。事業者だけでなく日替わりで地元高校生も参加し、各地域の特産品を販売した。来場者は1日当たり約200人に上る日もあるなど活況を呈した。
当初は倉敷市内での展示商談会を検討していた。しかし、事業者からの「1日参加するための時間や人員を考えると、費用対効果が見えにくい」といった声が上がったことから、百貨店という実際の売り場で一定期間販売する催事を企画。1週間の中で売れ行きや来場者の反応を見ながら商品の陳列や売り場づくりを改善できるようにした。
7月29日のオープニングには倉敷商工会議所の大原あかね会頭、玉島商工会議所の守永一彦会頭、児島商工会議所の尾﨑茂会頭が参加し、来場者に特典として白桃を配布した。大原会頭は「事業者と共に歩むのが商工会議所の本分。全力で応援したい」、守永会頭は「商品の豊富さに驚いている。実現したのは協力の雰囲気が高まってきている証だ」、尾﨑会頭は「連携してのマルシェは賢い取り組みだ」と述べた。
倉敷商工会議所の担当者は「今回の出店をきっかけに継続的な取引につながっている事例もあることから、事業者の成長と販路開拓に一定の成果が得られた」と話した。
