夕張商工会議所(北海道)が事務局を務める「ゆうばりde街あそび実行委員会」は9月12日、「沈んだ街あるき2026~夕張市鹿島地区~」を開催した。8月から9月上旬にかけてダムの水位が下がり、同地区が安全に往来できるようになることから、ダム管理事務所からの許可を得て実施した。
当日は約1000人が参加。元住民によるガイドの下、通常は立ち入り禁止である同地区を散策したほか、ミニ屋台の設置、ダム内に流入した流木の無料配布なども行った。
同イベントは、現在は夕張シューパロダムに沈んでいる同地区にかつて住んでいた人や思い出がある人に懐かしんでもらおうと企画した。同地区はかつて炭鉱のまちとして栄え、最盛期には約2万人が居住していた。その後、炭鉱が閉山となったことで人口は400人まで減少。2015年に日本最大級の多目的ダムである夕張シューパロダムが本格的な運用を開始したことに伴い、同地区は水没した。
今後、同所は新聞、テレビなどの媒体を通じて同イベントの情報発信を進めるとともに、ダムを夕張の観光資源として、全国にPRしていく考えだ。
