鹿屋商工会議所(鹿児島県)女性会はこのほど、1994年に閉店した当時大隅半島唯一の百貨店「桜デパート」の名物商品「桜まんじゅう」を復活させ、夏祭りで販売した。
桜まんじゅうは今川焼のような皮に桜の焼き印が入っているのが特徴。今回の復活に当たっては桜デパート創業者の親族からレシピや当時の資料、焼き印などの機材の提供を受けた。夏祭り当日は当時からの味である黒あん、白あん、今回新たにさつまいもペーストを加え、全3種類を約300個販売した。
同事業は地域で長年親しまれてきた桜まんじゅうの歴史や文化を次世代へ継承するとともに、イベントの魅力向上や地域のにぎわいづくりにつなげることが目的。2025年に有志による実行委員会が復活させ大きな反響を呼んだことから、同女性会でも同様に取り組んだ。
来場者からは「甘さが控えめでおいしい」「生地がおいしい」といった声が上がった。今後、同女性会では11月23日に開催される「鹿屋市農業まつり」でも出店販売を予定している。
同所担当者は「今後も、女性ならではの視点と発想力を生かし、地域の魅力発信や活気あるまちづくりに貢献できるよう取り組んでいきたい」と話した。
