16ツアーに330人が参加
新南陽、徳山、下松、光(山口県)
山口県周南地域の新南陽、徳山、下松、光の4商工会議所は、広域連携特別企画事業として7月から8月にかけて「’18産業観光ツアー 夏休み親子教室」を開催した。
周南地域には全国有数のコンビナートがあり、知名度の高い企業や地域密着企業が数多く立地している。このツアーは、これらを観光資源として生かし、地域活性化につなげたいとの思いから、4商工会議所が会員企業の協力の下、特色ある内容で企画した。
今回で14年目となるこのツアーでは、「親子コース」「体験コース」「鉄道コース」「水素エネルギー学習コース」「港コース」「目指せJ1 レノファ山口応援ツアー」の6コースに16ツアーを設け、児童と保護者165組330人が参加した。
このうち新南陽商工会議所のツアーでは、シマヤ(みそづくり)、赤坂印刷、東ソー(化学製品)の工場を訪問。児童から「いろいろなものがどうできているのかが分かった」「印刷機械の動きが意外と速くてびっくりした」、保護者から「いろいろな会社が私たちの生活を支えていることが分かりました」などの声が寄せられた。
徳山商工会議所のツアーでは、日新製鋼と須金和紙センターを訪問。児童から「父が働く会社(日新製鋼)は、すごい仕事をしているなと思いました。私もここで働きたい」、保護者からは「紙すき体験を親子でできてよかった」などの感想が寄せられた。
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