近代化の記憶を留める関門“ノルスタジック”海峡
本州と九州地方を隔てる関門海峡は狭いところで約650mと非常に近いことから、古くから主要な街道がここを通り、日本海と瀬戸内海をつなぐ重要な航路でもありました。 明治から昭和初期にかけて日本の近代化が進む中、関門海峡を挟んで向かい合う下関市の下関港と北九州市の門司港も国際的な港として急速に発展していきました。沿岸部には当時最先端のデザインによる重厚な近代建築が多くつくられ、ノスタルジックなまち並みは今も残されています。昭和48年には両岸をつなぐ関門橋の完成により高速道路が開通し、より訪れやすい観光名所となりました。
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
下関商工会議所 振興部 地域振興課 森本 千春
下関といえば、やはり「ふく(河豚)」。萩原夫妻が営む“やぶれかぶれ”は、ふく料理一筋40年。ふくしか出さない地元でも珍しい専門店です。本格フルコースからオリジナルの鉄焼きなど、このお店ならではの味をぜひお楽しみください。
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