小山商工会議所(栃木県)は10月19日、地域の特産品である「おやま和牛」を使用した世界一長い串焼きを作製。121・24mが認定され、ギネス記録を達成した。
このイベントは、小山市制60周年を記念して企画されたもので、中心市街地商店街のにぎわい創出と、地域の特産品のPRを目的に、「小山西口まつり」に合わせて開催されたもの。ギネスの認定には、①串は1本につながっていること②焼き上がった肉のすき間ができないこと③参加者全員で全ての肉を食することが条件になるため、当日は「おやま和牛」A5ランクを106㎏用意。市民など623人の参加者全員で、細長い針金に角切りの和牛を両端から慎重に刺し、世界一長い串焼きを作製した。出来上がった串は、特設コンロの炭で焼かれ、参加者で完食し、ギネスの新記録が認定された。今までの記録は、中国の黒竜江省で達成された112・374m。今回のイベントで8・866mを上回ったことになる。
同所は、「多くの方の協力でギネス記録を達成できた。今後も商店街の魅力発信とにぎわい創出に助力したい」と話している。
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