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まちの解体新書 歴史の香りがする みちのくの玄関口

白河関跡。人の往来を取り締まる機能を失ってからは、 歌人たちのあこがれの地となった

震災を乗り越えて開かれたまちへ

白河市は福島県中通りの南部に位置しており、2011年3月に発生した東日本大震災では強烈な揺れ(震度6強)に見舞われた。その際、市の誇る歴史的な建造物などにも大きな被害が出ている。震災から3年以上が経過した現在でも、市内のあちこちで、その爪痕が残っているものの、復興に向けた取り組みは少しずつだが、確実に進んでいる。また、地域の財産である「白河小峰城」「白河関跡」「南湖公園」などの歴史的な資源を生かし、さらなる発展に向けた取り組みも始まっている。

白河商工会議所の牧野富雄会頭は、「白河は城下町として栄えてきました。そのため、人の気質が頑固で、やや内弁慶な面があり、外部との交流があまり好きではないところがありました。しかし、近年では県外に対しても誇れる歴史的な観光資源を持つまちとして〝開かれた白河〟を目指しています。そのため、考え方もオープンになってきていると思います」と語る。

白河商工会議所会頭 牧野富雄氏

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