地域を包む癒やしの灯
新南陽(山口県)
新南陽商工会議所女性会(山口県)は、クリスマスのイルミネーションを周南市のJR新南陽駅前に、2020年11月28日から21年1月31日まで設置した。
コロナ禍の中、飲食店などの売り上げが落ち込んだことや医療従事者の苦労を思い、地域住民の心が和み、まちに活気が戻るような癒やしのともしびを届けたいと、女性会メンバー14人で駅前のイルミネーションの飾り付けに取り組んだ。
駅前のロータリーにLED電球約2000球を使い、クリスマスツリーの形をしたモニュメントや周辺の植え込みを飾り付け色鮮やかにライトアップ。白や青、黄色で、午後5時から11時まで駅前を華やかな光景にした。
また、地域住民や駅前の通行人が明るい気持ちになれるように願いを込め、「がんばろう新南陽」「お疲れ様 ありがとう」「メリークリスマス」などのメッセージを書いた看板をイルミネーションとともに設置した。
イルミネーション事業を終えて、同女性会の山崎信枝会長は「まちを少しでも明るく元気にしたいと取り組んだ。若い人たちがスマホを片手に立ち止まる姿に、女性会メンバーも元気づけられ、大変うれしかった」と思いを語った。
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