20万球が公園一帯を彩る
豊前(福岡県)
豊前商工会議所(福岡県)地域活性化推進委員会「駅街部会」は、「ぶぜんイルミステーション2020」を20年12月5日から21年2月14日まで豊前市のJR宇島駅そばの「電車が見える公園」で開催した。
同事業は、駅前周辺を明るく盛り上げ、コロナ禍に少しでもほっとした気持ちになれる癒やしの空間を地域住民に提供したいと同所委員会が企画した。
委員会メンバーを中心に、YEGメンバー、商店街や高校生、市の職員など多くの協力を得ながら、約1カ月前から準備に取り掛かった。
初日に行われた点灯式では、同所の宮房幸司会頭が「駅前や周辺地域の活性化に向けて明るい雰囲気を演出しています」とあいさつ。20万球の電飾が約3500平方メートルの公園を彩り、光のトンネルや苅田工業高校の生徒らがライトアップしたあずまやなど、工夫を凝らした13基のオブジェが輝いた。
訪れた人は「疲れた心が癒やされた」「娘が大喜びだった」などと話し、楽しんだ様子。
また、イルミネーションの写真を投稿すると、豊前の特産品が当たるフォトコンテストも同期間中に開催した。
同所の井上洋一さんは「地域の力を合わせて毎年少しずつ明かりが増えるように、駅前から商店街など周辺地域の活性化のため、これからも頑張りたい」と抱負を語った。
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