札幌商工会議所(北海道)はこのほど、東京海上日動火災保険、グローバルブランドの2社と連携し、米Amazon.com(アマゾン)を活用した北米向け越境EC出品支援事業を開始した。
北米に拠点を持つグローバルブランドは、出品企業や出品商品の選定などの販促・マーケティングを支援。東京海上日動火災保険は、海外PL保険、貨物保険の提供などのリスク管理を行う。また、同所と市の「札幌食と観光国際実行委員会」は、セミナーの開催、企業募集、出品事業者への費用を補助。それぞれのノウハウを生かし、企業をトータルでサポートする。
事業開始に当たり、7月29、30日に基礎セミナーと事業説明会をオンラインで開催。越境ECの仕組みや事業計画などを説明した。現在、個別面談により出品企業社を選定中。出品企業は、テストマーケティングを9月から11月まで行い、12月から来年3月までの本格販売に向けて支援する。 同所の担当者は「新型コロナウイルスの影響で海外展示会や商談会への参加が難しい状況が続いている中、海外への新たな販売チャネルを構築していきたい」と話している。
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