地域に寄り添い 大切な人を温かく送り出せる葬儀を提供
株式会社藍苑 代表取締役 赤司 圭子(あかし・けいこ)
遺族の悲しみをケア 幅広い困り事にも対応
私は、葬儀社で働く中で起業を決意し、2019年に当社を設立しました。「遺族が大切な人を温かく送り出せる葬儀を提供したい」という思いから、小規模な家族葬に特化した葬儀サービスを提供しており、福岡県と佐賀県で、計5カ所の斎場を運営しています。社名の「藍苑」には、人とのつながりや時間の積み重ねを藍染めになぞらえ、それらを大切にしたい思いを込めています。
時代の流れとともに葬儀の形は多様化しています。必要以上に簡素化されたり、時間にせかされたりしてしまうこともあると感じます。そこで当社では、本来の葬儀の在り方に立ち返り、故人の人生に思いをはせる時間を十分につくり出すことを何よりも大切にしてきました。斎場では高級感や清潔感のある空間づくりを重視しており、1日1組限定の家族葬を中心とした葬儀を執り行っています。
また、当社では、地域の皆さまが困り事を相談しやすい環境づくりを心掛けてきました。斎場に併設した相談窓口「あい苑サロン」にはスタッフが常駐し、葬儀についてはもちろん、葬儀が終わった後の諸手続きなどの相談も受け付けています。米国で体系化されている「グリーフ」(遺族の悲嘆)サポートを導入するなど、遺族の精神的ケアには特に力を入れています。そのほかにも、「終活」をはじめ、介護や年金、相続といったテーマで、専門家が解説する座談会などを随時開催しています。
