江南商工会議所(愛知県、松永金次郎会頭・松永種苗)の正副会頭らは和太鼓チームを結成し、来年2月に開催される同所50周年オープニング太鼓での披露に向け、チーム一丸となって練習に取り組んでいる。同所は地域を活気づけようと、昨年8月に「和太鼓保存会」を発足。会長には同所の松永会頭、顧問には野田泰義名誉会頭と澤田和延江南市長が就任した。9月に同所の会報誌などで広く呼び掛け、同所の役職員、青年部や女性会メンバー、会員事業者など現在約20人が参加。月に2回講師を招き、バチの持ち方、打ち方などの基本的なことを忠実に奏でることや、長胴太鼓や締太鼓の演奏の指導を受けている。
チーム名は「江南鼓藤舞(ことうまい)保存会」。演奏するオリジナル曲「江南鼓藤舞」は、市の最大イベント「こうなん藤まつり」の開催地である曼陀羅寺(まんだらじ)公園に咲き誇る藤の花と和太鼓の共演を意味する。衣装のはんてんは藤の花をモチーフにデザインした。
発案した杉浦賢二副会頭は、「商工会議所が自ら率先して元気を示すことにより、江南市全体の活性化に貢献したい。さらにこの鼓藤舞の技量を習熟させ、各種イベントでの公演のみならず、盆踊りバージョン、ダンスバージョン、学校教育パージョンなどバリエーションを増やし、江南市特有の文化として広がっていければ」と期待。同所の松永会頭は、「『元気なまち江南』を目指しているが、和太鼓が一つのきっかけにしたい。老若男女が叩くことできるので、末永く後世まで伝承していければと希望して、できる限り頑張っていく」と意気込む。
今後も定期的に会報誌に掲載し、メンバー募集を行っていく。
(画像:練習に励む「江南鼓藤舞保存会」メンバー)
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記事提供: 日本商工会議所
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