宇津井輝史
コラム石垣 2024年8月1日号 宇津井輝史
人類の祖先が樹上生活からサバンナに降りた理由はわからない。豊富な食糧があり、天敵のいない樹上は楽園だった。地上では肉食獣に狩られる一次消...
コラム石垣 2024年6月11日号 宇津井輝史
人生は短い。だから無駄な時間を過ごしたくない。自分に合わない仕事と気づいたら直ちに会社を辞めよう。若者の一見合理的な思考である。たった一...
コラム石垣 2024年4月11日号 宇津井輝史
戦闘機は現代戦における最強の兵器である。攻撃の要だから先端技術を組み込む改良が重ねられる。いまの主力は最新鋭ステルス機F35に代表される第...
2024年1月1日号 コラム「石垣」執筆者に聞く 2024年の展望
政治・経済ともに先行き不透明な状況が続いた2023年。オリンピックイヤーであり、米大統領選挙の年でもある24年はどのような年になるのか。本紙コ...
コラム石垣 2023年10月11日号 宇津井輝史
地層は地球史のいろいろなドラマを教えてくれる。アメリカの研究者らが、中生代の白亜紀末と第三紀初期の間の地層に、地表付近には稀なイリジウム...
コラム石垣 2023年8月21日号 宇津井輝史
最初の社会をつくった初期人類が獲物を分かち合う際に大切にしたのは、公平や平等というルールだった。そうしないと組織の足並みが乱れ、争いの元...
コラム石垣 2023年6月21日号 宇津井輝
人生は短過ぎる。80歳まで生きるとして、与えられた時間はたったの4千週間である。短さを嘆くのは現代人ばかりではない。『人生の短さについて』...
コラム石垣 2023年4月21日号 宇津井輝
うろ覚えだが、まだ鎖国していたアルバニアの一人の医師。滅多にない出張の機会が与えられ、英国のサッカースタジアムで、自国ではラジオの試合中...
コラム石垣 2023年3月1日号 宇津井輝史
戦争と平和は対比するものではあるが、二者択一の概念ではない。日本では、この両者が歴然と分かれた現象であるがごとき議論がよく見られる。だが...
コラム石垣 2023年1月1日号 コラム「石垣」執筆者に聞く 2023年の展望
長期化する原油価格の高騰やロシアのウクライナ侵攻、まだ収束を見ないコロナ禍。2023年はどんな年になるのか。本紙コラム「石垣」執筆者に、今後...
コラム石垣 2022年12月11日号 宇津井輝史
保有をしても使わない。持つこと自体が敵の攻撃意欲を削ぐ。だが使えない手段だった核兵器を、ウクライナに侵攻したロシアが使うのか、さまざまな...
コラム石垣 2022年10月21日号 宇津井輝史
動物は空間を棲み分けるために、互いに安全と感じられる距離を保つ。ヒトも動物だから、個人も、群れとしての国家も安全な空間を設定しようとする...
コラム石垣 2022年9月1日号 宇津井輝史
鉄道の営業は1830年に英国で始まった。以後、国力の象徴として欧米諸国はむろん、日本も明治初期から鉄道建設に邁進した。敗戦からの復興にも鉄道...
コラム石垣 2022年7月1日号 宇津井輝史
1973年8月30日、阪神タイガースの江夏豊投手がノーヒットノーランを達成した。相手は中日ドラゴンズ。この年、阪神と中日は首位を争っていた。甲子...
コラム石垣 2022年5月1日号 宇津井輝史
明治維新を成し遂げた日本は中国の近代化を支援した。政府はむろん、日活の創業者ら民間人も孫文を援助して辛亥革命を助け、アジア初の共和国・中...
コラム石垣 2022年3月11日号 宇津井輝史
カーボンニュートラルとは、地球上の植物が吸収できる量しか炭素を出さない仕組みである。気候危機を前に、昨年11月にCOP26が産業革命前比で1・5度...
コラム石垣 2022年1月21日号 宇津井輝史
ソ連という国があった。マルクス=レーニン主義の国是をまとってはいたが、事実上ロシア主導の帝国主義国家である。レーニンの後継者スターリン政...
コラム石垣 2022年1月1日号 コラム「石垣」執筆者に聞く 2022年の展望
日本商工会議所100周年を迎える2022年。いまだコロナ禍の収束を見ない中、時代はどう変わるのか。本紙コラム「石垣」執筆者に、今年の日本と世界の...
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