丁野朗
コラム石垣 2024年10月11日号 丁野朗
地域の誇り・アイデンティティー=経済的豊かさという時代が長く続いた。それは今でも大切だが、ポストバブルやコロナ禍を経て地域の意識は大きく...
コラム石垣 2024年8月21日号 丁野朗
近年は各地の観光まちづくりなど人材塾に取り組む機会が増えてきた。その塾で、日々、若い皆さんと接していると、「人は石垣」の言葉を改めて思...
コラム石垣 2024年6月21日号 丁野朗
1854(安政元)年11月5日、大地震が発生し、暗闇の広村(現在の和歌山県広川町)に大津波が襲いかかった。それを察知した濱口梧陵は、田の稲...
コラム石垣 2024年4月21日号 丁野朗
過疎化・少子高齢化は、地域社会の活力喪失や地域経済の疲弊など大きな影響を及ぼしている。文化領域でも、文化財の保存を担ってきた地域コミュニ...
コラム石垣 2023年12月11日号 丁野朗
11月初旬、北九州市で「全国産業観光フォーラム」を開催した。日本観光振興協会などが主催し、2001年に名古屋で幕を開けて以来22回目となるが...
日本の誇り 和菜伝承 第20回 物語性がありバリエーション豊かな 高知の「ゆず料理」
地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化「100年フード」の中から、文化庁、有識者がリレー形式で紹介します。高知県といえば、国内で流通し...
コラム石垣 2023年10月21日号 丁野朗
久々に山陰の小京都と呼ばれる島根県津和野町を訪ねた。藩政の時代から残る重要伝統建造物群のまち並みは、1970年代以降の「アンノン族」の時...
コラム石垣 2023年9月1日号 丁野朗
文化観光推進法(文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律)が施行(2020年5月)されてから既に3年が経過した...
日本の誇り 和菜伝承 第16回 食文化が豊かなまちの名物 「小田原蒲鉾」
魚肉のすり身を成形し、加熱してつくる「蒲鉾(かまぼこ)」。その起源は古く、平安時代にさかのぼると言われています。昔は、竹の棒に材料を筒状に...
コラム石垣 2023年7月1日号 丁野朗
観光庁が2022年度からスタートした「将来にわたって旅行者を惹きつける地域・日本の新たなレガシー形成」という事業がある。地域において最も輝い...
コラム石垣 2023年5月1日号 丁野朗
「和食」(日本人の伝統的な食文化)」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは2013年。今年は、登録10周年に当たり、文化庁と共に和食文化の保護...
コラム石垣 2023年1月21日号 丁野朗
直線的で画一な現在都市と比べると、山や川など自然地形に沿った緩やかな町割りは魅力的かつ不思議である。まちなかで角を二つ曲がると元の地点に...
コラム石垣 2023年1月1日号 コラム「石垣」執筆者に聞く 2023年の展望
長期化する原油価格の高騰やロシアのウクライナ侵攻、まだ収束を見ないコロナ禍。2023年はどんな年になるのか。本紙コラム「石垣」執筆者に、今後...
コラム石垣 2022年11月1日号 丁野朗
政府は10月11日、1日当たり入国者数制限を撤廃し、多くの国のビザなし個人旅行客の受け入れを開始した。同時に国内においても、全国旅行支援(全国...
日本の誇り 和菜伝承 第6回 海軍ゆかりの食文化 ~海軍カレー・ビーフシチュー・肉じゃが~
近代の幕開けは、わが国の食文化にも大きな変化をもたらしました。その典型が肉食です。欧米の事情に通じた当時の知識人たちは、日本人の体格が貧...
コラム石垣 2022年9月11日号 丁野朗
モノにブランドがあるように地域にもブランドがある。世界的ブランドで知られるルイ・ヴィトンは、1854年、旅行かばんの専門店としてフランス・パ...
コラム石垣 2022年7月11日号 丁野朗
地域活性化や観光にとって、地域個性の象徴でもある歴史文化資源の重要性は言うまでもない。2019年の文化財保護法の改正前後から、これまで保存を...
日本の誇り 和菜伝承 第2回 食と日本文化
「100年フード」の連載が始まりました。初回は文化庁野添剛司参事官から、この事業の背景・意義と共に熱い思いを語ってもらいました。私は、この10...
コラム石垣 2022年5月21日号 丁野朗
国の新観光ビジョン策定が遅れている。2016年に策定された「明日の日本を支える観光ビジョン」で示された訪日外国人客4000万人目標は、18年には311...
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