氷見商工会議所(富山県)はこのほど、昼間に営業している店舗を紹介する「氷見昼のまちなかお散歩マップ」を初めて製作した。能登半島地震から1年がたち、誘客や売り上げ向上を後押しする狙いがある。
同マップは、観光客からの「昼間にどこに行けばよいのか」という声に応え、昼営業を行っている店舗に特化。和食屋や洋食屋、すし店、ラーメン店、カフェなどの飲食店のほか、温泉や土産物屋、アートギャラリーなど63店舗を掲載している。各店舗に説明書きがあり、地元名物の氷見うどんや氷見牛、地元産のフルーツや氷見漁港で水揚げされた海産物を提供・販売している店舗なども分かりやすく紹介している。また、各店舗のホームページなどの2次元コードを載せ、詳細をすぐにスマホで確認できるよう工夫している。
マップは、B3判の六つ折りサイズで1万部を発行。海岸近くにある観光施設「ひみ番屋街」をはじめ、市内の観光・宿泊施設や公共施設などで配布している。また、マップのウェブ版は同所ホームページで閲覧できる。ウェブ版は改訂を重ね、今後も掲載店舗を増やし続けていく予定だ。
同所担当者は「このマップが観光客だけでなく、市民にも魅力的なお店を知ってもらうきっかけになってほしい」と話す。
詳細は、こちらを参照(https://www.ccis-toyama.or.jp/himi/osanpomap.html)。
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