松江・尾道・今治・松山
個性生かし美味伝道
松江商工会議所(島根県)と尾道商工会議所(広島県)、今治商工会議所(愛媛県)、松山商工会議所(同)は1月16~17日、東京商工会議所の協力の下、同所1階イベントスペースで、「やまなみ・しまなみ観光物産展」を開催した。同イベントは松江市と尾道市をつなぐ「中国やまなみ街道」と、尾道市と今治市をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」沿線4商工会議所連携事業の一環で、各地域の事業者が自慢の逸品を販売するとともに、別会場において首都圏バイヤーとの個別商談会を開催した。
出店事業者は、地元の銘菓や特産品など、いずれ劣らぬ個性派ぞろい。オフィスの一角で郷土の味に出会えるにぎやかな2日間となった。来場者は「知らない商品がいろいろあって新鮮」と語り、閉店前に売り切れる店もあるほどのにぎわいだった。
福岡
博多の「うまかもん」集結
福岡商工会議所の食料・水産部会は1月15~20日、東京・伊勢丹立川店の「大九州展」にて「博多うまかもん市」を開催した。
関東地域での福岡の食ブランドの向上と販路拡大を目的に、福岡県から22事業者が出店。うち12事業者が同所会員で、地域色を生かした牛もつ鍋やごぼう天うどんなど福岡の名物を販売。一日中途切れることのない来場者に向けて食の「新鮮さ」や「味の良さ」をアピールした。同店では福岡を特集した「大九州展」は初めての開催で、前回の同展の売り上げを上回る実績を上げたという。
来場者からは「本場の味が堪能できた」、出店事業者からは「関東の売れ筋が確認できた。次の商談や事業に反映したい」との声が聞かれ、同所担当者は「3月に開催の福岡岩田屋での物産展にこの経験を生かしたい」と意気込んだ。
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