陸、海、空におけるさまざまな気象サービスを展開している民間気象情報会社ウェザーニューズ。その個人向けサービスの一つ、総合天気・防災アプリ「ウェザーニュース」は、高精度な予測と細密な情報の提供により、東京商工リサーチの調査で4年連続予報精度ナンバーワンを獲得。現在、累計5500万ダウンロードを突破し、高い人気と信頼を獲得している。
圧倒的な独自観測網が支える高精度お天気アプリ
今や天気予報は、スマホで確認する人が多いのではないだろうか。テレビや新聞は、都道府県や主要都市ごとの大まかな予報なのに対し、スマホを使えば、現在地や知りたい地域の予報をピンポイントで知ることができる。また、雨雲の動きや接近状況もリアルタイムで確認できる。
現在、そうした個人向けのお天気アプリは数多くあるが、ダントツの人気と信頼を得ているのがウェザーニューズが提供する総合天気・防災アプリ「ウェザーニュース」だ。
「当社の強みは独自観測網の規模。気象庁が全国1300カ所なのに対して、当社は10倍の1万3000カ所を整備しています。また、業界最高レベルの1kmメッシュ(1km2)という非常に細かい範囲の天気を予測しているので、より正確な情報を提供できるのも特長です」と、同社コーポレートコミュニケーショングループ・リーダーの上山亮佑さんは説明する。
同社はさらに、全国のユーザーから1日20万通も寄せられる「ウェザーリポート」を活用して、機械では捉えきれない空の変化を把握し、予報に役立てているのも大きな特長だ。こうして高精度の予測と細密な気象情報を提供してきたことで、現在、東京商工リサーチの調査において4年連続予報精度ナンバーワンを獲得。累計5500万ダウンロードを突破し、アプリ利用者数もトップを独走している。
「生命を守る」思いから始まった数々の挑戦
同社は、1970年に起こった海難事故をきっかけに設立した。木材を載せた貨物船が日本に寄港したとき、爆弾低気圧が直撃して船員の尊い命が奪われてしまった。「船乗りに役立つ気象情報があれば、この事故は防げたかもしれない」と考えた創業者は、「生命を守る」ことを理念に掲げて、船舶向けの気象情報サービスの提供を開始する。以降、海から陸、さらに空へと事業を拡大していった。
99年、NTTドコモの携帯電話向けネットワークサービス「iモード」が登場したことで、同社に転機が訪れる。
「携帯電話の位置情報機能を使えば、ピンポイント天気などユーザーの目的に合う予報が提供できると考え、すぐに個人向け気象情報サービスを開始しました。その後、携帯電話ユーザーが増えるにしたがって、当社のサービスも伸びていきました」
