長野商工会議所が事務局を務める善光寺御開帳奉賛会は7月23日、2027年4月4日~6月19日に開催する「善光寺前立本尊御開帳」の記者発表会を都内で開催した。善光寺前立本尊御開帳は善光寺の絶対秘仏である御本尊の分身仏である「前立本尊」を本堂に移し、参拝者が特別に拝むことができる数えで7年に1度の盛儀。前回は新型コロナウイルスの影響で1年延期して22年に開催し、636万人が参拝した。
期間中は前立本尊中央の阿弥陀如来の右手と本堂前に設置された高さ約10メートルの「回向柱(えこうばしら)」が「善の綱」で結ばれる。この柱に触れることは本尊に触れるのと同じ功徳があるとされ、御開帳のシンボルとなっている。
同奉賛会では旅行商品の企画を強化するため、全国キャラバンのほか、タイ、台湾でのプロモーションを実施し、国内外からの参拝者を誘致する。また、今回の御開帳に合わせてこれまで冊子で発行してきた公式ガイドブックをデジタル化し、公式ガイドサイトとして公開。さらに、より幅広い世代と世界に向けた広報活動として、SNSを活用した情報発信を行う。
記者発表会には同奉賛会会長を務める同所の水野雅義会頭、善光寺事務局の山ノ井寺務総長らが出席。水野会頭は「現在、関係団体と協力しながら受け入れ態勢を整備している。御開帳は人と人、地域と地域をつなぐ特別な機会でもある。日本全国、世界中からの参拝者を長野全体で温かくお迎えし、地域の魅力に触れてもらえる機会にしたい」と述べた。
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