彦根商工会議所(滋賀県)は彦根市とともに4月21日、昨年度から取り組んでいる「ひこね・アスパラガスプロジェクト」の一環として、試食会を初開催。会員事業所や生産者など、約50人が参加した。
彦根市は昭和20年代、ホワイトアスパラガスの一大生産地であった。しかし、徐々に輸入品などに押され、現在では当時の約20分の1の生産量となっている。同所などでは、この地域資源を復活させ、特産品へと押し上げようとプロジェクトを提案。ホワイトのほか、グリーンやパープルのアスパラガスもあわせて生産量増加と品質向上を図っている。
同所は、「首都圏などでの販路開拓も視野に入れて取り組んでいきたい」と意気込みを見せた。
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