市原商工会議所(千葉県)は5月31日、いちはら国府ブランド発表会を開催した。これまで独自に展開していた「いちはら国府プレミアム商品」「いちはら名産品 リ×ミックスプロジェクト商品」「いちじくの里プロジェクト」の3つの事業を「いちはら国府ブランド」として集約。これまで単発的だった各事業のPRを一体となって行い販売力強化を目指す。
同市はかつて国府が置かれた上総国の中心都市として奈良・平安時代から高度で雅な文化が花開いた関東の中心都市として栄えてきた。その歴史的背景を生かし「雅」なイメージをもつイチジクなどの特産品を全国へ発信する。
当日は、榊原義久会頭のプレゼンテーションから始まり、小出譲治市長や各メーカーからのあいさつの後、参加13事業所の提供による試食会を行い活発に意見交換した。同所では「国府といえば市原となるよう広報活動や販売支援をより一層強化していく」と話している。
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