高梁商工会議所女性会(岡山県)は12月10日、現在も高梁市内で避難生活を送っている東日本大震災の被災者に楽しんでもらおうと、同市名物の〝高梁紅茶〟や名菓などを集めた「備中高梁ぶらんど」の詰め合わせを15世帯に寄贈した。
同事業は震災の直後、同女性会が被災地へ義援金を送ったことをきっかけにスタートしたもの。高梁産のおいしい菓子や紅茶を味わってもらい、慣れない土地で避難生活を続ける被災者を少しでも元気づけたいと、平成23年から寄贈を続けている。
当日は、同女性会の三村百合子会長と津野邊金代副会長が市役所を訪問、担当者に贈り物を手渡した。三村会長は「例年、受け取った被災者の皆さんから『避難生活の励みになる』『温かな心遣いがうれしい』などの礼状が届いている。震災の記憶を風化させないためにも、このような支援活動をできる限り継続させていきたい」と今後の抱負を語った。
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