武士の暮らしを今に伝える佐倉城下の武家屋敷
大都市江戸を支え、繁栄をみせた下総四都市のうちの一つである佐倉は、徳川家と密接な関わりを持ち、軍事的・文化的に重要な役割をもつ土地でした。その中心ともいえる佐倉城は江戸の東を守る要として、後に江戸幕府の老中・大老となる土井利勝により築城され、当時屈指の堅牢さを誇っていたと記録されています。 この佐倉城の東に武家屋敷や町屋が配置され、城下町が形成されました。現在でも道が狭く直角に折れ曲がるなど、防衛のために工夫された区割りが旧堀田邸などの武家屋敷とともに保たれており、城下町の風情を残しています。
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
佐倉商工会議所 野田 貴之
天保元(1830)年創業の旭鶴は、旧街道にある造り酒屋です。立派な門構えに、長い歴史を感じます。郷土色豊かな清酒「旭鶴」や「佐倉城」、四季折々で特徴あるお酒は、市内外で愛されています。酒蔵見学も魅力。
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