日本商工会議所は、9月22日から24日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2017」において、全国10商工会議所が「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」で開発した観光商品の展示ブースを設置した。テーマは、「『行きたくなる』が、いっぱいある~ニホン旅いちば~」。その地域にしかない、その地域でしか体験することのできない着地型旅行商品(旅行者を受け入れる地域で作られる旅行商品)を提案した。特集では、その概要を紹介する。
登別(北海道)
室蘭・伊達・登別 北海道開拓の足跡めぐり
旅のポイント
〇北海道開拓の足跡が地域に満載
〇北海道の大自然と雄大な景色を堪能
〇北海道の新鮮な食材を使用した食の宝庫
北海道開拓の足跡~アイヌ文化時代を経て現代へ~
登別市、室蘭市、伊達市を含む西胆振圏は、洞爺湖有珠山ジオパークや支笏洞爺国立公園内に位置するとともに広大な太平洋に面しており、水平線を180度見渡すことができます。また、海・山共に北海道らしい大自然の景色が凝縮された、世界にも誇れる雄大な景観を形成しています。 登別市には古くは先住民族アイヌの時代から養生に使われてきた天然温泉資源が、室蘭市には日本の近代化を担った巨大工場群や鉄を中心とした「ものづくり」のノウハウなどの産業観光資源が、伊達市には武士たちによる北海道開拓の成果である新鮮で種類が豊富な野菜や果物を中心とする農産物資源などがあり、それぞれが道内屈指の地域資源を有しています。 さらに、太平洋に良好な漁場を有する登別市、静穏な噴火湾に面する室蘭市と伊達市は、品質の高い水産物の宝庫でもあります。 古代からアイヌ文化の時代を経て、武士が開拓に入り、現代へ続く北海道開拓の足跡。雄大な景観に産業と食、そして心も体も癒される温泉など魅力がまるごと凝縮された登別市、室蘭市、伊達市で北海道をぜひご堪能ください。
地域担当者から一言
登別・田中将大 登別市、室蘭市、伊達市に跨るエリアは北海道開拓の重要なルート上にあり、開拓の足跡を巡ることができます。 さらに、雄大な景色や温泉、新鮮な北海道の食材を使った料理やご当地メニューなど、このエリアには北海道の魅力が凝縮されています。
最新号を紙面で読める!