東北45商工会議所は10月16~19日、青森市、盛岡市、仙台市(宮城県)、秋田市、山形市、福島市の6市と、各市観光協会などと連携し、米国で観光物産展「RISING TOHOKU FOOD FAIR」を開催。海外からの観光客の誘致や、地域産品の販路拡大を目的にプロモーションを展開した。
今回の物産展は、カリフォルニア州、ニュージャージー州、イリノイ州のスーパーマーケット4店で実施。牛タン、リンゴジュース、きりたんぽ、いわて牛など、東北各地75業者の約200品が集結した。実演販売も行われ、注目を集めた。
また、特設ステージでは「盛岡さんさ踊り」など東北6市の祭りをPRしたほか、飾りの展示や映像も公開し、ガイドブックも配布。仙台市の観光PR集団「伊達武将隊」や山形市の「ミス花笠」、福島市のマスコット「ももりん」らも駆け付け、東北の魅力をアピールし、多くの買い物客を魅了した。
同物産展は、震災を機に始められた「東北六魂祭」で培ったノウハウや、商工会議所のネットワークを生かして開催が実現した。風評被害もあり苦戦する外国人観光客数と販路の拡大を目指し、6市一体となったプロモーションを今後も展開していく。
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