会員数倍増で地域活性化に貢献

池田商工会議所女性会は10月31日から11月15日まで、「第19弾　めぐってまわってお話しましょ！ お茶しましょ！」と題したスタンプラリーイベントを開催した。

同女性会は、2001年の設立以来、毎年、官民一体で同名の地域ふれあいイベントを開催してきたが、今年はコロナ禍の影響で中止せざるをえなかった。そこで、地域を元気にしたいという気持ちと、来年に控えている20周年のアニバーサリーイヤーには、活気を取り戻したいとの強い思いが重なり、代替案として企画したのが会員店舗の紹介を目的とするスタンプラリーだ。

会員数の減少と高齢化に悩まされていた同女性会は、かねてより池田市内の若手女性経営者が集まる「街で働く女性経営者の会・夢子クラブ」との交流を深めてきた。その結果、今年度までに同クラブからの新規加入者が増え、会員数は43者に倍増。パワーアップして開催する初めてのイベントとなった。感染対策に十分配慮し参加したのは、飲食店や雑貨店、フラワーショップ、不動産店などの34事業者。店舗の紹介記事とクーポン券付き専用冊子を持参して各店舗を巡りながら、シールを5個集めると、保冷エコバッグと引き換えられるというもので、参加店からは「新しいお客さまとの出会いがあった」など、好評を得たという。

同女性会では、本イベントを機に、幅広い世代が協力し、新しいアイデアを取り入れながら地域活性化につなげていきたい考えだ。

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