東京商工会議所(東商)と深谷商工会議所(埼玉県)、埼玉県深谷市、東京都北区、公益財団法人渋沢栄一記念財団、ふかや市商工会(埼玉県)は8月27日、「渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定」を締結した。同協定は、東商初代会頭で深谷市出身の渋沢栄一の功績や思想を発信し、地域社会の活性化などにつなげる目的で初めて締結したもの。
2024年に刷新される新一万円札の顔に決まった渋沢栄一の顕彰に当たり、6者がそれぞれの特徴を生かしながら多様な分野で包括的な連携と協働による事業を推進し、魅力ある地域社会の形成および発展、住民サービスの向上に資することなどを目指す。
当日は、東商の三村明夫会頭と深谷の村岡正巳会頭、小島進深谷市長らが同協定書に署名した。
協定により6者は、「渋沢栄一の精神の普及啓発」「渋沢栄一のドラマなどメディア誘致」「渋沢栄一ゆかりの情報収集」などに関すること、また、地域社会の活性化や住民サービス向上のため「産業の振興」「福祉の振興」「教育・文化の振興」「防災」などに関することについて連携して取り組む。メディア誘致については21年、渋沢栄一を主人公としたNHK大河ドラマの放映が決定している。
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