今回はゾンビ先生の旅をご紹介。起点は新幹線の小田原駅。現在時刻は午後2時35分。まず、小田原に注目したのはアニメ『MFゴースト』の聖地だからだ。一般社団法人アニメツーリズム協会から「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」26年版にも選ばれている。
『MFゴースト』は、公道レースを描いた漫画『頭文字D』(しげの秀一著)の続編だ。前作を含め、ゾンビ先生は大ファン。まずは観光案内所でマップやチラシを収集し、『MFゴースト』のマンホールがある場所もチェック。ほかに『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の「重ねるスタンプ」の台紙もある。『MFゴースト』のマンホールを見つけることと、小田原城に向かってコナンのスタンプを一つ押すことをベースに巡ろう。
道中でアニメイトにも立ち寄る。その地域に関わるコンテンツが紹介されていたりするものだが、やはりあった! 平台に面陳で紹介されている、小田原出身・在住の作者による小田原紹介エッセイ、『小田原観光大使になれるかな』(後藤羽矢子著、竹書房)全3巻を購入。
小田原城に向かう途中で見つけた1896年創業の平井書店。こういう書店には、地元出版社から出ている郷土本があるのだ。小田原ライブラリーというシリーズがあり、その中から『トーマス栗原 |日本映画の革命児|』ほか3冊をじっくり選んで購入。
時刻は午後7時半。歩数は1万歩を軽く超え、運動量も十分。カフェで各種資料に改めて目を通す。「箱根ガラスの森美術館」ではVTuberの儒烏風亭らでんさんとのコラボをやっているはず。ミュージアム・リレーという取り組みも気になる。こうして、次の旅の目的地がつながる。
コンテンツと地域を往還しながら、それぞれの理解を深めていくことは、旅行者としても観光に関わる立場としても、重要なこと。帰りの新幹線でこの原稿も書き終えられて、充実の旅であった。

