京都商工会議所は7月より、同所のオリジナル経済情報番組「Kyoto SPIRIT(京都スピリット)」の放送を開始した。地元企業の取り組み、経営者の思い、現場の熱量などを映像で伝えることで、京都経済のさらなる発展と企業価値向上、商工会議所活動の認知度向上につなげる。KBS京都テレビで毎週日曜日22時から放送しているほか、同所公式YouTubeチャンネルでも配信している。
番組制作のきっかけは、堀場厚会頭が就任当時、商工会議所の情報発信力に強い課題感を持っていたことだった。また、京都には歴史ある企業やグローバルに活躍する企業など魅力的な企業が多くあり、15万人の学生が集う都市である一方、京都で就職する若者の割合が低いという実態もあった。
番組の収録場所には2022年に同所創立140周年記念事業の一環として開設した文化と産業の交流拠点「京・和新庵」(旧富岡鉄斎邸)を活用。堀場会頭や副会頭らが出演している。
堀場会頭は「他の商工会議所からも問い合わせがあり、確かな手ごたえを感じている」と番組の影響力を強調。「商工会議所の活動を『生きた映像』で発信するプラットフォームとして、京都企業の強みや挑戦を分かりやすく紹介し、多くの皆さまに『ほんまもん』への理解を深めていただきたい」と意気込みを語った。
番組放送後、「京都の知られざる技術・歴史を知ることができて勉強になった」「自身の就職活動の参考になる」といった好評の声が多く寄せられており、入会事業所数の増加や地元企業への就職率向上につながることが期待されている。同所担当者は「会員企業の特色や京都経済のパワーを広く届け、本所の情報発信力をさらに高め、京都を盛り上げていきたい」と述べた。
