大野商工会議所(福井県)はこのほど、同所が2023年に立ち上げたアウトドアブランドであるMIO(Made in Ono)プロジェクトの第4弾として、クラフトビール「ONO MEISUI LAGER(大野名水ラガー)」を発売した。大野名水ラガーは地元老舗しょうゆ醸造所の地下水と大野産の無農薬米を使用したピルスナー。ホップのさわやかな苦みと麦芽の甘みを感じながらもすっきりと飲みやすく、大野の名水をイメージできる味わいに仕上がっている。
大野名水ラガーは8月13日に開催された「おおの城まつり」で発売を開始。大野の水を使ったビールに驚きの声が上がるとともに、実際に購入した人からは「飲みやすい」「おいしい」といった声も寄せられた。今後、販売場所を市内飲食店や観光施設にも広げ、ビールを通じて地域経済への波及を目指す。
MIOプロジェクトは、大野市の美しい自然・地域資源と市内の企業が持つ優れた技術を掛け合わせた大野だからこそ生み出せる商品開発を目指している。これまでに星空観望用サングラス、たき火台、ご当地グルメ「とんちゃん」専用の鉄板の3商品を販売。今回はものづくりの技術だけでなく、「食」にも着目し、地域資源である「名水」を活用したクラフトビールの開発に取り組んだ。
同所担当者は「MIOが目指しているのは『MIOを見れば、大野の魅力が分かる』ようなブランド。今回、これまでのものづくりに初めて食の分野が加わったことで、MIOの可能性がさらに広がったと感じている。まずは大野の企業や市民に地元の魅力を感じてもらい、県外の方にはMIOを入り口として大野を知ってもらい、最終的には『大野に行ってみたい』と思ってもらえる、そんなブランドに育てていきたい」と話した。
