日田商工会議所(大分県)サマータイム委員会(委員11人)は7月から、同委員会に所属する事業所などでサマータイム制を導入した。導入のきっかけは日田市が九州で観測史上初めて最高気温40度以上の「酷暑日」を記録したことだ。厳しい暑さが続く中、夏季の安全な職場環境づくりに取り組もうと試験的に実施した。
導入した事業所では始業時間を1時間前倒しして、午前7~午後4時を勤務時間に設定。涼しい朝の時間帯に作業するようにした。また、勤務時間を早番と遅番に分ける勤務時間シフト制や、配送・外回りを午前7~11時の午前中に集中させ、それ以降は店内業務に充てる業務シフト制などを取り入れた。
同委員会は製造業、建設業、サービス業、小売業など多様な業種で構成されている。従業員アンケートを実施して状況の把握を行いながら、熱中症リスクの高い屋外や工場内の作業などに対して就業時間の変更、健康管理体制の強化、装備・設備の一層の充実などできるだけ早期に着手可能な取り組みを着実に進めている。7月31日には同委員会で事業所が現状を発表。今後、同所議員事業所70社に、アンケート調査を行い、議員事業所だけでなく、地域の取り組みとして普及を図る。
