公益財団法人日本生産性本部余暇創研はこのほど、2021年の余暇活動状況について、個人の意識や参加実態に関するアンケート調査や各業界の市場分析から検証して取りまとめた「レジャー白書2022」を発行した。コロナ禍が続いた21年は、動画鑑賞や読書をはじめとする在宅レジャーの参加人口が上位となる一方、観光やドライブなどの遠方への移動を伴う余暇が減少。余暇関連市場規模は前年比1・0%増の55兆7600億円となった。
21年の余暇活動の参加人口は、「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」(3700万人)が初の首位獲得。「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」「音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)」など在宅レジャーが上位を占め、19年まで首位だった「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」は6位にランクダウンした。
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