米国の有力紙ニューヨーク・タイムズが昨年の「世界の行くべき52カ所」の2番目に岩手県盛岡市を選び、東北6県の夏祭りが一堂に会する「東北絆まつり」も初夏を彩る風物詩として定着してきた。東日本大震災から13年。コロナ禍を乗り越え、今こそ魅力的な東北の観光資源を国内外へ強く発信すべき時だ。東北観光の〝いま”を追った。
情報・人流・エンターテインメントの要となるアクアマリンパークを推進
福島県いわき市の小名浜港沿岸にある商業観光施設「いわき・ら・ら・ミュウ」。その運営を担ういわき市観光物産センターは、コロナ禍中にマーケットや客層、コンセプトを見直し、より地元に軸足を置くリブランディングを図った。地物の海産物や特産品を見直し、「食べる」「買う」に「体験」をプラスして、地域のにぎわいの核となる施設として勢いづいている。
最新号を紙面で読める!