生ハム、スパイス、低糖質菓子をPR
富山商工会議所 富山県
富山商工会議所は、放牧養豚でのびのび育った「悠牧豚(ゆうぼくとん)」の生ハムや、料理を手軽に地中海風の味に変えるシーズニングソルト(調味料)、低糖質のお菓子など新たな富山の物産として注目されている商品を紹介した。
2016年に養豚業を始めた事業者が1頭ずつ手間暇かけて育てた悠牧豚の肉は、臭みがなくきめ細やかで脂身の甘さが特徴。その豚肉を塩分と薫製控えめに仕上げた生ハムは日本人の口に合い、老若男女問わず食べやすいと好評だ。放牧養豚は豚のストレスを減らして肉質を向上させるだけでなく、遊休農地の活用など環境保全型農業の新しい形として期待されているという。
「スパイスソルト地中海」はヒマラヤレッド岩塩に地中海諸国原産のハーブとスパイス、富山市が6次産業化を推進しているエゴマの搾油済みエゴマシードをブレンドしたシーズニングソルト。グリルチキンやアヒージョ、サラダなどどんな料理にも使える万能調味料だ。このスパイスソルトにエゴマ入りカレースパイスとチャイスパイスを加えた「富山えごまスパイス3品セット」も販売した。
低糖質の菓子「くくる」は、砂糖の代わりにカロリーゼロの自然派甘味料「ラカント」を用いているのが特徴。体に優しいおやつとして、アーモンドパウダーを使ったスノーボールクッキーやゴマせんべいがブースに並んだ。
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