全国各地の商工会議所が東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の“自慢の逸品”を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、10月8日から14日まで出店した飯山の“逸品"を紹介する。
飯山商工会議所は、雪の冷気を活用した天然の冷蔵庫「雪室(むろ)」で貯蔵・熟成した地酒や野沢菜漬け、コメなどを紹介した。日本でも有数の豪雪地帯である飯山市では、2018年に同所や市、JA、醸造業者らでつくる「飯山市雪エネルギー検討会議」が市の所有施設に560トンの雪を運び込んで雪室を設置。地場商品や農産物を貯蔵し、「信州いいやま雪むろ」ブランドとしてPRしている。
雪室は夏でも1~2℃、湿度100%に保たれるため、貯蔵した商品はじっくり低温熟成され、まろやかな味になるという。出品した地酒は「雪むろ熟成酒 北光」(純米吟醸)と「水尾」(特別純米酒)。地元酒蔵の人気銘酒だが、雪室で貯蔵した酒は地元でも味わえない限定商品だ。ほかにも雪室で貯蔵した野沢菜漬け(浅漬け)や、棚田で栽培したコメを収穫後に雪室で保管することでうまみを増した「雪むろ米」などを販売した。
また、地元で昔から愛されている「雪んこそば」も販売。海藻でうまみを出したそばは太さの異なる幅広の麺をブレンドし、滑らかな喉越しとコシの強さが特徴だ。飯山産のそば粉や小麦粉など原料を信州産に限定した「雪んこそば国産」や、香りとコシの強さ、喉越しのバランスをさらに追求した「雪んこそばゴールド」もブースに並んだ。
