全国各地の商工会議所が東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の“自慢の逸品”を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、10月1日から7日まで出店した伊丹の“逸品"を紹介する。
伊丹商工会議所は、日本遺産に認定された銘醸地、伊丹の伝統の清酒や酒かすを活用した商品を紹介した。伊丹は400年以上前に、濁り酒から「澄み酒」(清酒)を生み出し、「清酒発祥の地」をうたっている。江戸時代には、伊丹の酒は樽(たる)廻船で江戸へ運ばれ、「下り酒」として大いに歓迎された。
ブースでは、こうじ米と掛米両方に精白米を使う当時の技法「諸白(もろはく)仕込み」で醸造した「超特撰 伊丹諸白 本醸造」(小西酒造)を紹介。こくのある豊かな味わいで、伊丹を代表する酒として人気を得ている。また、江戸幕府の官用酒(御免酒)であった「老松」の技と品質を受け継ぐ「御免酒老松特別本醸造 伊丹郷」(伊丹老松酒蔵)も出品。こちらは大吟醸をブレンドし、淡麗ですっきりした喉越しだ。
そのほか、1970年の大阪万博開催時に埋設されたタイムカプセルに保存されていたこうじ菌を使用した純米酒「クラシック白雪昭和の酒」、やさしい甘みの「白雪 純米にごり酒」なども販売した。
酒かすを活用した商品は、吟醸酒かすを使用した具だくさんのフリーズドライ即席かす汁をはじめ、「酒粕牛すじカレー」や「酒粕チーズスプレッド」、伊丹諸白の酒かすと丹波卵を使ったどら焼き、昔ながらの製法でつくる芳醇(ほうじゅん)な奈良漬けをPRした。
