野田のしょうゆで「いい味」
野田商工会議所 千葉県
野田商工会議所からは、野田にマメやコメなどの加工工場を持つ虎屋産業が出品。家庭で手軽に炊き込みご飯がつくれる「手間いらずしょう油おこわ」「ひじきと大豆の炊き込みご飯の素」など、千葉や国産の材料を使った「カンタン手間いらず」シリーズなどを販売した。
しょうゆのまちとして知られる野田は、寛文元(1661)年頃からしょうゆづくりが始まり、幕末には関東第一のしょうゆ産地になったという歴史がある。利根川と江戸川の水運に恵まれ、大豆など原料の入手や製品の消費地への運搬に便利だったこと、江戸川の水質がしょうゆづくりに適していたことがしょうゆ醸造を発展させたといわれている。
「手間いらずしょう油おこわ」は、この野田のしょうゆと本みりんを使った調味料、十勝産の金時豆、もち米(2合)がセットになっている。炊飯器に材料を入れ、水を加えて炊くだけで、簡単にまろやかなしょうゆおこわが出来上がる。
同シリーズで国産あずきと無洗米をセットにした「お赤飯」や、具材と調味料だけをセットにした「お赤飯の素」、房州ひじきと北海道産大豆を使った「ひじきと大豆の炊き込みご飯の素」などもブースに並んだ。同所は、「枝豆などしょうゆ以外にも野田は食材が豊富。それを広める取り組みも推進している」とアピールした。
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