芋などで食のまちアピール
鹿屋商工会議所 鹿児島県
鹿屋商工会議所は、鹿児島県産の無農薬・有機栽培の玄米をじっくり焙煎した玄米茶「玄米珈琲」や、特産品のサツマイモ「紅はるか」の加工品、落花生などを販売した。
大隅半島のほぼ中央に位置する鹿屋市は、豊かな自然に囲まれ農業や畜産が盛ん。特に生産量の多いサツマイモをはじめ、落花生、深蒸し茶、黒豚、養殖カンパチ、ウナギなど名物がたくさんある。
今回出品した玄米珈琲(西尾製茶)は、コーヒーのような風味の玄米茶。ノンカフェインで食物繊維が豊富、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい優しい味わいだ。ティーバッグとパウダータイプがあり、ホットもアイスも手軽に楽しめる。お茶の産地として知られる鹿屋の新たな名物として注目されている。
また、「パリパリ焼き芋」(南橋商事)は、糖度の高い鹿屋市のブランドサツマイモ「かのや紅はるか」の焼き芋を皮ごとプレスしてせんべいに加工した菓子。パリパリとした食感と芋本来の自然な甘さが味わえる。
どちらも同所が平成27年に実施した第2回大隅「食のおみやげ」審査会にて優秀賞(玄米珈琲は飲料の部、パリパリ焼き芋は菓子の部&新商品の部)を受賞した逸品。落花生の加工品などもブースに並び、同所は「こうした機会に豊富な鹿屋の食をPRし販路を拡大したい」と話している。
最新号を紙面で読める!