YEG INNOVATION!! ~〝躍動〟Yakudou、〝縁結〟Enketsu、〝我地力〟Gachijikara~
日本商工会議所青年部 平成26年度会長 仲田 憲仁(那覇YEG・沖縄県
わが国は、平成24年末の政権交代以降、デフレ経済からの脱却に向けた金融緩和や成長戦略などといった政府の諸施策や、2020年オリンピック・パラリンピックの日本開催決定などにより、徐々に明るい兆しが見えつつあります。
しかし、依然として、震災復興と福島再生の加速化、エネルギーの安定供給、経済連携協定と農林水産業の強化、社会保障制度の再構築、人口減少・少子高齢化、外交政策、教育など、挙げればキリがないぐらいの問題を抱えております。それぞれの問題については、地域、業種、世代など、それぞれの立場・視点からさまざまな意見が交わされてはおりますが、解決策をまとめられず、その間にときだけが過ぎ去っているものと思われます。
そこで、YEG INNOVATION!!
今こそ、われわれ「YEG青年経済人」がリーダーシップを取り、地域、そして日本の変革の原動力となるときではないでしょうか。地域で活動するYEGが、さまざまな問題に積極的に向き合い、解決策を考え、そして実際に行動に移すことで、地域が活力を取り戻し、ひいては日本の再生に重要な役割を果たすことができると確信しております。
こうした〝YEG INNOVATION〟の実現に向け、今年度の日本YEGは、3つのキーワードを掲げ、活動を展開してまいります。
〝躍動〟(Yakudou)
躍動に込める思い、それはより一層積極的に行動すること。
平成24年度は、全国各地から「YEG一揆」の狼煙が上がりました。厳しい状況においても決して諦めず、力を合わせ、社会を変える。そうした意気込みで、3つの「こうどう」(考えて動く「考動」、工夫して動く「工動」、前向きに動く「向動」)を心掛け、共に躍動し続けましょう。
〝縁結〟(Enketsu)
平成25年度に全国各地で共に活動した縁で結ばれた「絆」を、さらなる躍動を通じて、より広く、より深め、そして、YEGとして連動性をもって地域の発展に貢献すること。
多くのYEGメンバーと直接会い、それぞれの地域でしか感じ取れないものを体感できる、そんなYEGだからこそ実現できるネットワークを生かす環境づくりに取り組みます。仲間と共に進むことの心強さを体感しましょう。
〝我地力〟(Gachijikara)
我地力(がちぢから)とは、われわれYEGが積極性、連動性、変革を興し成し遂げるまでの継続性を持ち、地域の力となること。
われわれ個々人に力がつけばYEGの力が強くなり、YEGに力がつけば地域の活力となります。そして地域が活力を取り戻せば、日本の再生へとつながっていきます。未来への道を進むための「我地力」を身にまとい、揺らぐことなく次世代へつないでまいりましょう。
私は、われわれYEG青年経済人のあるべき姿、YEGの本質とは、自身の会社を守り育てるとともに、家族、仲間、地域、そして日本を愛する〝熱い想い〟を持つことであると考えております。
YEG青年経済人としての〝熱い想い〟を胸に、できる限り多くの人と出会い、共にこの時代を生きるものとして語り合い、YEGを次代の地域、日本につながる「考えて動き続ける組織」へとつくりあげていきましょう!
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