鹿児島商工会議所 鹿児島県
斬新なお茶ギフト登場
鹿児島商工会議所は、鹿児島名物「さつまあげ」をはじめ、静岡に次ぐ生産量を誇るお茶、菓子など、5社32種類の特産品を紹介した。「さつまあげ」はスケソウダラなどの魚のすり身を成型して揚げたもので、鹿児島では「つけあげ」とも呼ばれる。琉球との交流から伝わったとも、薩摩藩主・島津斉彬公が考案させたともいわれている。今回出品した月揚庵(つきあげあん南海食品)では魚のすり身を練る際、地酒や焼酎、黒砂糖などで味付け。ご飯や焼酎と共に楽しむほか炒め物や煮物に加えるのもお薦めだ。
創業130余年の鹿児島製茶は見た目もカラフルなティーバッグ詰め合わせギフト「Satsumarche(サツマルシェ)」を販売。サツマルシェとは、「薩摩」と「マルシェ」(フランス語で「市場」)を掛け合わせた造語。おいしくおしゃれなお茶を気軽に楽しんでもらおうと、12人の社内女性開発チームが開発した。知覧茶・水出し茶・深蒸し茶・桜島小みかん茶・ゆず緑茶・ほうじ茶・紅富貴(べにふうき)紅茶の7種類がある。週末にはティーインストラクターによるお茶の試飲も行うなど、同所はPRに力を入れた。
そのほか陶器のつぼを使い伝統製法でつくられる黒酢、黒豚カレー、お土産向けの「薩摩芋スイートケーキ」「さつまどりサブレ」などがずらりと並んだ。
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