各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。本紙では、毎号1地域ごとに店舗で販売された人気の逸品を紹介しているが、今回は、初夏特集として6地域の「こだわりの逸品」を一挙に紹介する。
三浦商工会議所 神奈川県
マグロ製品で地域PR
三浦商工会議所は、「みうらブランド」として同所が認定する特産品からお薦めの逸品を出品した。三浦市は、「三崎マグロ」で知られるマグロのまち。マグロ加工品をはじめ海産物・水産加工品が豊富にある。またダイコンやキャベツなど野菜生産も盛ん。「みうらブランド」は、こうした地域資源を活用した土産品や食品などをブランド化し、PRしていくことで地域活性化を図ろうという事業だ。
今回販売したのは、マグロの肉が入ったラー油「鮪ら~油(マグラーユ)」「三崎まぐろラーメン」などマグロ関連商品と、海藻を練り込んだヘルシー志向の乾麺など。「鮪ら~油」は、マグロをひき肉にし、ゆでて高温で揚げたものをその他の材料と特製のタレと混ぜ合わせて瓶詰めに。保存料を使わないのに常温で2カ月以上保存可能だ。ご飯に乗せて食べたり、冷やっこやそうめん、ラーメン、サラダなどに加えたり、さまざまな料理に活用できる。「三崎まぐろラーメン」はマグロのエキスが入っており、しょうゆ味と塩味がある。
麺の「海藻美人」は、ワカメ、ノリ、海洋深層水を使った海藻麺。食物繊維を多く含み、健康やダイエットが気になる人にお薦めだという。また、三浦産のコンブ「かじめ」を練り込んだ麺「かじめん」、三浦の天草を使用した「突きところてん」などもブースに並んだ。
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