太平洋に面した宮城県最北のまち・気仙沼。カツオやマグロ、サンマなどの水揚げが多い日本を代表する漁港の一つがあり、サメの産地としても世界的に有名だ。気仙沼のフカヒレは、日本はもちろん、香港、シンガポールなど各地で食べられている。高級中華料理のフカヒレスープはサメのヒレ、主にヨシキリザメの尾ビレや背ビレを使用。「フカヒレはスープが一般的に知られていますが、ラーメン、フカヒレ酒やステーキでも味わうことができるんですよ」と話すのは、フカヒレ専門店「石渡商店」の石渡久師さん。同社では今まで50種類以上のフカヒレの加工品をつくってきた。特筆すべきはステーキのうまさ。香ばしさ、焼くことで引き出されるフカヒレの濃厚な味、食感、絡むソースも相まって“海鮮料理の王様”はこれではないかと思えてくる。
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