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息の長い支援を強く要望 被災地商工会議所 訪問概要

重茂漁業協同組合「あわび種苗センター」でアワビの稚貝を見学する杤原局長ら

宮古商工会議所(岩手県)

日商の杤原克彦理事・事務局長らは12月10日、岩手県宮古市を訪問視察し、宮古商工会議所の花坂康太郎会頭らと懇談した。

花坂会頭から三陸沿岸道路について「高速物流の観点から、大型貨物車両の目的地外一般道路への降下は、連続性の分断などドライバーおよび車輌への負担増加につながっているため、大型貨物車輌などが利用できる休憩エリアなどの施設整備をお願いしたい」と話があった。また観光にも大きな影響がある宮古港について「クルーズ船の入港は年々増加傾向にあり、2020年度は過去最多となる見込み。寄港時はまちなかに加えて周辺にもプラスをもたらした。官民挙げたポートセールスで、大型クルーズ船の寄港地としての定着を図り、震災後に整備が進められた三陸沿岸道路と宮古盛岡横断道路などを生かしたインバウンドを含む広域観光を地域発展の突破口としていきたい。そのため誘致対象船舶の入出港が支障なく行えるよう、将来を見据えた港湾整備をお願いしたい」との要望が寄せられた。

また、震災で失った水産加工品の販路の回復や新規開拓について「東北復興水産加工品展示商談会が2020年で終了すると聞いている。それに代わる商談会の継続実施をお願いしたい」との話があった。