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息の長い支援を強く要望 被災地商工会議所 訪問概要

世界一深い防波堤を海から視察する杤原局長ら

釜石商工会議所(岩手県)

日商の杤原克彦理事・事務局長らは12月11日、岩手県釜石市を訪問視察し、釜石商工会議所の菊地次雄会頭らと懇談した。

佐々専務理事から「大きな問題は不漁によって漁業者が事業継続できないこと。今の不漁が改善されるとは思えない。多くの漁業者はどうやって食べていくのか。山元副会頭は建設業者だが、自社で養殖を推進している」と話があった。復興事業について「市ががれき撤去を県に任せようとしたが、市への働き掛けにより市外事業者から技術指導を受けながら市内事業者が処理した。しかし撤去需要も少なくなってきているため、先行きは厳しいと感じている」と話があった。

また、小澤副会頭からは自社の経営から商圏などについて「震災後は復興需要で多忙であったが、昨今の売り上げは減少傾向。弁当事業は、復興需要の縮小で売り上げが減少してきているが、雇用は守らなければならない。釜石だけでの商売は難しくなるため、横断道路を活用して市外に商圏を広げていかなければならない。今、当社がプラットフォーマーとなり、地域飲食店と連携して弁当を製造し、市外にも仕出ししている。各事業者がアイデアを持ち寄りいかに事業化していくかが重要だ」と話した。