日商 Assist Biz

更新

息の長い支援を強く要望 被災地商工会議所 訪問概要

小野会頭(左奥)らと懇談する久貝常務理事(左から3人目)ら

いわき商工会議所(福島県)

日商の久貝卓常務理事らは12月13日、福島県いわき市を訪問視察し、いわき商工会議所の小野栄重会頭らと懇談した。

小野会頭らから「台風19号で市内中心地を流れる川が決壊・氾濫し、300社超が浸水、約200億円の損失が出た。東日本大震災に続く災害で企業の心が折れてしまうのではないか、市外に移転してしまうのではないかと危惧している。こうした災害の経験から『弱者に寄り添う』意をさらに強めた。当所職員には、企業が廃業に至る前に対応する必要性を説明し、被災後の困りごとや悩みごとを詳細にヒアリングの上、一覧化するよう指示している」と話があった。

また「当市では、現在、水素の利活用を進めており、定置式商用水素ステーションの建設には、地元企業が絡んでいる。さらに再エネの利用拡大のため、日本で唯一の風力発電機器メーカーでメンテナンス業では国内シェア8割を誇る『北拓』の誘致にも成功した」と話した。

さらに「当市では、“健康”がキーワードの一つとなっている。スポーツブランド『アンダーアーマー』を日本で展開するドーム社が、アジア圏全域の物流センターを立地した。2015年創設のいわきFCでは、選手別カルテによりサプリなどを処方しており、そのノウハウを『いわきモデル』として発信したい」との話があった。