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息の長い支援を強く要望 被災地商工会議所 訪問概要

鎌田会頭(右から2人目)から説明を受ける石田専務理事(左)ら

仙台商工会議所(宮城県)

日商の石田徹専務理事らは11月26日、宮城県仙台市を訪問視察し、仙台商工会議所の鎌田宏会頭らと懇談した。

鎌田会頭から水産業について「カツオやサンマなどの加工魚の漁獲量が確保できていない。沿岸部の加工施設はグループ補助金などで復旧したが、加工原料がないため操業できない。例年6月に開催している『水産加工展示品商談会』は、多くのサプライヤーに加えてバイヤーも責任者が参加しており、効果的な商談会となっている。水産庁からは、2020年で補助・助成は終了すると聞いているが、延長交渉の余地はあると認識している」と話があった。

人手不足については「他の地域と同様であり、外国人技能実習生として中国人を呼び込んでいるようだ。しかし、まだまだ情報が少ないため、注視していきたいと考えている」と話があった。また、風評被害について「福島県はいまだにある。さらに福島県沖では試験操業までしかできないため、そもそも漁獲できない。輸出規制が緩和されつつあるが、いまだ輸入停止国も多い。観光については依然として風評の影響はある」と話があった。ラグビーワールドカップの効果は「限定的だった」との認識が示された。